石けんにはふたつの種類がある

石けんには、ふたつの種類がある。

ナトリウム石けんとカリウム石けん。

ナトリウム石けんの作り方は、

脂肪酸+水酸化ナトリウム→固形石けん

カリウム石けんは、

脂肪酸+水酸化カリウム→水を加えて→液体石けん

水酸化カリウムは、苛性カリとも呼ばれるもの。

カリウム石けんのほうが、固形のナトリウム石けんよりも保湿力が高い。

セッケンと言うのは、固形であれ液体であれ水中で脂肪酸イオンを発生させているのだそうで、この脂肪酸イオンはすぐに脂肪酸に変わる。

脂肪酸は、すすいでも流れず肌表面に残る。

これが保湿の作用をもたらす。と。

石けんで保湿というのは、こういうからくりだったのか…

脂肪酸イオンを発生させる力は

カリウム石けん(液体石けん)>ナトリウム石けん(固形石けん)

なので、

保湿性はリキッドソープの方が高いことになる。

問題は、石けんに使われている界面活性剤。

水と油を融和させる界面活性剤も洗い流せずに皮膚に残留する。

界面活性剤は水溶性なので、表面に残っているうちは肌の水分を吸い上げ空気中に蒸発させ続けてしまう。

界面活性剤は、汚れを落とす力に優れたとても便利なもので、その恩恵は計り知れないが、洗顔には、合成界面活性剤を使用していない石けんを使うのが理想的かもしれない。

純石けんと呼ばれるものを選べばいいのであろうと数年前から続けている。

純石けんは、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムが98%以上を占めるもの。

合成界面活性剤を使わない純石けんは、安心感があるうえに、安い。とても安い。

使っていて小さくなってくると泡立ちが著しく悪くなるのが玉に瑕ではあるけれども、汚れも良く落ちるし言うことなし。

高い石けんでもっと肌に良いものもあるのだろうな…と思いつつ、1個数百円程度の純石けんを愛用している。